2012年度ゼミナール紹介

先週火曜日に行われました3回生対象のゼミナール紹介での資料を掲載しておきます。ご参考まで。~~~担当者名:野口孝則ゼミナール名称:美味しさの科学(健康機能と実践栄養)定員:10人前後選抜方法:ライフステージ栄養学・実習の成績+論述+面接の総合評価ゼミナールのねらい:ゼミでは、 ①自主的な学びの育成、 ②積極的な討論による意思表示・説得能力、 ③口頭・論文による発表力の育成、 ④集中と緩和による時間・能力管理、 ⑤集団としての協調性とリーダーシップ、の5つを習得することをねらいとします。そのため、このゼミでは大きく2つのテーマを設定し、それぞれのテーマの中の各課題について、前期・後期にわたって、個人又はグループにて調査・研究・口頭発表、論文執筆を行います。テーマⅠ「美味しさと健康について~食嗜好と生体反応の解析」食品の健康機能性の研究とともに、「美味しさは人間の体とこころを健康にする」ということを科学的に解析します。「美味しさ」を感じる人間のこころ(気持ち)に焦点をあて多方面から解析します。「美味しいものを作ったり食べたりするのが好き」であり、理論と実践を追求したいということが選択条件です。テーマⅡ「保健、医療、福祉、介護における実践栄養学~管理栄養士による健康マネジメント研究」ライフステージに応じた健康づくり活動を中心テーマとして、保育園や小・中学校における食育実践、地域・職域と連携した健康診断・保健指導、医療・介護機関での食事サービス改善、健康増進を目指した食品(地域特産加工品)の研究開発やヘルスツーリズムの食育への応用、食による循環器疾患および脳神経疾患の予防・治療に関する研究について、保育園、小・中学校、食品企業、NPO法人、医療法人、健保組合等との連携研究に取り組みます。「人と接するのが好き」であり、理論と実践を追求したいということが選択条件です。授業計画:ゼミナールI興味・関心や将来の進路などを考慮しながら各自のテーマを設定します。調査・研究・文献検索を中心に研究室活動を行うとともに、出来るだけ現場に出向きます。テーマ内容について途中経過報告や今後の進め方などについては随時、個別指導を行い、研究報告会では進捗報告を行います。また、前期の最終時点において中間報告を行うことで、半年間の研究を振り返り、ゼミナールⅠでの活動を自己点検し整理することによって、ゼミナールⅡへの継続と改善に繋げていきます。ゼミナールIIゼミナールⅠの内容を継続・発展させ、調査・研究をまとめていく面白さを体験し、最終的に、一年間の調査・研究のまとめを通じて、ゼミのねらいにあげた5つの能力の涵養に繋げていきます。評価:評価にあたっては、以下の3点を中心に評価します(絶対評価)。(1)ゼミでの評価(40%)    原則出席(遅刻・欠席は認めない)、研究に対する態度、発表・発言・質問の視点、等。(2)レポート、卒業論文での評価(30%)    形式の遵守、論理的思考力、独自の視点、文章力、データ解析力、誤字・脱字の有無、等。(3)発表での評価(30%)    発表原稿、作成資料、発表力、質疑応答、質問力、等予定教科書:指定の教科書は特に無し。提示するならば食、健康、環境などに関するすべての書籍や文献。ゼミ活動を通じて、来年度以降の教科書を作るぐらいの意欲での参加を期待します。参考図書等:参考図書を適宜紹介するとともに、各自が積極的に原著論文や文献等に触れることを推奨します。ゼミでの調査・研究に関連するHP(文献検索、省庁、自治体、団体、マスコミ等)からの情報に注視するとともに、研究室や図書館を有効活用していきます。以上です。

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